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2015年1月18日 (日)

在メキシコ日本大使館でメキシコ人の将棋の会合

 当会の理事で、在メキシコ大使の山田彰より、メキシコの第1回(?)のSHOGI MEXICOの会合が3日に行われ、そのときの様子が写真とともに届きましたので、お伝えします。SHOGI MEXICO は Facebook 上の趣味のグループでしたが、この会合をきっかけに直接メキシコでも将棋ファンが顔を合わせる機会が増えそうです。最近では、外国で将棋に興味をもつ人が、国や言語毎に Facebook 上にグループをつくるケースが増加しています。

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1月3日、SHOGI MEXICOの第1回?会合を大使公邸で開催しました。
メキシコ自治大学数学科教授のカマッチョさん、

国際将棋フォーラムにメキシコ代表として参加したアギーレさん、クエルナバカ大学からやってきてくれたデロヤさん(Facebook上はマルティネス・ペペさん)の3人が来てくれました。
メキシコでどうやって将棋を普及していくかを議論し、そのあとは公邸料理人の野原さんも交じって将棋を指しました。
SHOGI MEXICOは、ネット上の集まりのようで、彼らがリアルに集まるのはほとんど初めてだったようです。
国際将棋フォーラムのメキシコ代表を決めるリーグ戦を81dojoで行った由。

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2014年12月22日 (月)

北京の李先生の外務大臣表彰と祝賀会、第18回日中国際交流子供将棋大会

 12月11日に北京の日本大使館で、長年北京で将棋を普及してきた李民生先生への外務大臣表彰式が行われ、翌12日には国際交流基金主催の祝賀会があり、青野日本将棋連盟専務理事、室谷女流初段、当会理事の袴田、森本、会員の新関さんがアテンドしました。李先生の挨拶の日本語訳が外務省より入りましたので、それをお伝えします。

今回の外務大臣表彰受賞は、私個人名で頂いているが、個人の受賞ではなく、本日ご出席頂いている皆様、日本将棋連盟、「将棋を世界に広める会」及び山田彰駐メキシコ大使等、多くの日中両国関係者の努力の結果の表彰であり、決して私個人の受賞ではない。北京豊田通商には、近藤総代表の前任である袴田総経理の時から長年にわたり資金面での協力を頂いておりこの場を借りて感謝申し上げたい。また先般のAPECでは、安倍総理夫人に国際交流基金北京日本文化センターにおいで頂き、日本将棋を指導するところを視察して頂いた。その際、総理夫人は「日中友好、将棋交流」と書かれ、私は心から感動したし嬉しかった。この場を借りて御礼申し上げたい。このように、多くの人の支えがあり今この場にいるのであり、今回大使には友人も合わせてご招待頂き、今まで私をサポートしてくれた日中の関係者に感謝の意を伝えられる場を作って頂いたことにも御礼申し上げたい。

 将棋は国籍や老若男女を問わず交流できる世界共通のゲームである。本日出席している陳梅氏の令嬢は中学生であるが、日本のリコーが主催する女子将棋大会の「理光杯」に初めて参加した中国人選手である。今は北京の名門校である人民大学付属中学に通い、誰もが憧れる進学校であることから、教育方法について問われるようで、進学校入学の秘訣について、日本将棋をしていることだと答えているそうだ。中国の子供で将棋をしている子供達に共通していることは、皆非常に賢いことだ。(本使より、山田彰メキシコ大使が外務省に入ったばかりの頃同じ部署で働いたことがあるが、当時から非常に賢く優秀であった。山田大使には、表彰式に参加出来ないか私から直接打診したが、残念ながら大使として赴任したばかりであり、参加がかなわなかった旨伝えたところ、)山田大使とは15年前に北京の少年宮でお会いしたが将棋の強い方であった。そして常に私を支えてくれた。感謝申し上げたい。将棋は思考力を育てることにも効果があり、子供の教育のためと聞けば、中国人はどんどん取り入れるだろう。

 龍潭湖廟会という中国の春節で開かれる新年のお祭りのような場で将棋大会が行われており、今後は、ここに日本のプロ棋士を呼びたいと思っている。先日日本に行った際、羽生棋士にお会いする機会があった。羽生棋士は御存知の通り非常に強い棋士であるが、決して人を見下すことがなく常に謙虚である。日本将棋の普及に力を入れていることもあり、今回の外務大臣表彰受賞について直接お祝いの言葉を頂いた。

 将棋大会について、将来的には北京で世界将棋大会を開きたいと思う。大会には、日本、米国、ドイツ、フランスから代表選手を呼び、中国からは北京、上海、重慶、寧夏で日本将棋を学んでいる人達を代表選手として出場させたいと考えている。また、大会を開催する際には、羽生棋士の様なプロ棋士にも来てもらいたいが、大会を行うためにも資金として6万元(日本円で約120万円)ほど必要と聞いている。日本の友人の中には、個人で1万元(日本円で約20万円弱)を寄付頂いたこともあり、感謝の気持ちでいっぱいになった。一週間で100万人の人が訪れるといわれる龍潭湖廟会の場で、将棋イベントのスポンサーに日本企業になってもらうことは、私自身は宣伝効果が非常に高いと思う。日系企業をとりまく環境も厳しいと思うが、今後もスポンサーの理解を得たい。

 その他、インターネットでの日本将棋普及も提案したい。訪日した際、81 dojoの人々と会ったが、彼等は道場での将棋指導の他、インターネットを使って他の道場との交流を行っていた。このようなインターネットを活用した将棋普及の方法も中国に取り入れたいと考えている。中国の子供達は日本のアニメを通じて将棋をのことを知っており、中にはネット上のゲームで将棋を楽しんでいる子もいる。中国各地にいるこのような子達をインターネットを使って繋ぐことができれば、日本将棋は中国においてより広範囲に広まっていくと思う。日本で行われた将棋大会で、母子家庭の子供がチャンピオンになったが、その子供には将棋の指導者がいたわけではなく本やパソコンを使って将棋を習得したと聞いた。日本将棋を伝えられる後継者の育成という点も我々が直面している問題であり、今後ネットで日本将棋の普及を進める案も検討していきたい。

 外務大臣表彰の受賞が決定した際、日中関係は厳しい状況であったが、山田彰大使(在メキシコ大使館、当会理事でもある)より受賞の意思について聞かれ、政治は政治、将棋は将棋であり、外務大臣表彰を受諾させて頂く旨回答した。資金不足や後継者問題がある中で、将棋の指導をやめようと思うこともあったが続けてよかった。最近私が子供達に必ず言うことは、一つ一つを積み重ねる努力をすることで、必ず花が開き、結果が実るということである。外務大臣表彰受賞は改めてそれを教えてくれたし、この表彰状はそれを表している。我々は民間交流であるが、「続ける」ということが重要であると思う。将棋を通じて多くの出会いがあり、多くの人に支えられた。これは将棋を通じて友情を深め、ひいては平和を普及させることができるということだとも思う。これからも日中の平和のため、また日中友好のためにも尽力していきたい。

 翌13日と14日には、第18回日中国際交流子供将棋大会が行われました。あわせて、「将棋の魅力」と題したトークショー、青野九段の経験者に対する指導対局、室谷女流初段の未経験者に対する「将棋を指してみよう」という講座が行われました。その模様を森本が写真に収めましたので、何枚かを紹介します。

Dsc00992_2日中の子供が対局交流

Dsc00998_2表彰式、李民生先生は一番左

Dsc01006_2トークショー「将棋の魅力」

Dsc01007_3青野九段の指導対局。14日は18面指し!!

 第18回日中国際交流子供交流将棋大会についてのマスコミのネット記事へのリンクです。

2014年12月21日 (日)

第6回国際将棋トーナメントの準決勝、決勝の記譜

 12月6日、7日に行われた第6回国際将棋フォーラム in 静岡の第6回国際トーナメントの準決勝、決勝の記譜を公益社団法人日本将棋連盟から提供いただきましたので、それを再現できるようにいたします。

 決勝戦 先手 高橋 春仁(日本) 後手 ジャン・フォルタン(フランス)

 序盤で石田流に構えた先手が、後手玉頭の3四の歩を飛車を回って狙いに行ってゆさぶりをかけ、後手にだけ生角を打たせて優位を築き、その優位を着実に拡大して最後まで圧倒。後手も飛車は成れたものの届きませんでした。

 準決勝戦 先手 高橋 春仁(日本) 後手 ウラジミール・フロロシュキン(ロシア)

 先手の石田流に対し、後手は相振り飛車に。先手は玉の固さをいかして、端角の覗きから戦機をつかみ、桂銀交換の駒損ながら馬をつくって後手の壁銀の悪形をとがめて勝利。

 準決勝戦 先手 ジャン・フォルタン(フランス)後手 顧 冠鳴(中国)

 後手が角交換四間飛車から穴熊囲いにしたのにたいして、先手は2枚の銀を4段目に繰り出して、後手の自陣角を攻め、角銀交換の駒得に成功。後手が飛車を切って左桂を捌き、中央に拠点を作って銀を打ち込んできたのに対し、最強の攻め合いで対抗。後手も王手飛車をかけてしのぎに回るものの、先手の追及が厳しくついに後手玉に必死がかかりました。

2014年10月19日 (日)

スペイン語の将棋情報について一般の方からのご質問に回答

 10月に入り当会のホームページを見てそのコンタクトアドレス宛に、

インターネットで知り合ったスペイン人が将棋を勉強しているそうなのですが、ルールを理解するためのマニュアルなどが日本語のものしかなく困っているそうです。ルールだけでなくもう少し上級の情報も探しているようです。

とのお問い合わせをいただきました。同じような質問を受ける方もいらっしゃると思いますので、その回答をここにも載せます。

 スペイン語の情報ですが(内容については精査できていませんが)次のものなどがあります。
Wikipedia の将棋の項目
都丸さんのスペイン語の将棋ビデオ(YouTube) 100本程度あります。
また、Facebook 上には Shogi Espana という Group ができています。こちらのメンバーに
なれば、スペイン語を使用言語とする将棋ファンの仲間がすぐ見つかるのでスペイン語での
情報交換が今よりも密にできるかと思います。
この質問をされた方からは
丁寧なメールをありがとうございました。
またyoutubeのビデオなどの情報をありがとうございます。
スペインにも将棋が広まればすばらしいことだと思います。
いただいた貴重な情報を先方にお伝えしたいと思います。
とのご返事をいただきました。ありがとうございます。

2014年9月21日 (日)

ポーランドのヴォイテック・イデナックさんが帰国

 ポーランドの第3の都市ブロツラフからEU・ジャパンフェスト日本委員会の助成で8月13日より日本を訪れていたヴォイテック・イデナックさんが1ヶ月弱の日本将棋体験滞在を終え、帰国しました。彼が滞在中にブログを残していますのでそれにリンクします。

 また、滞在中、将棋を世界に広める会理事の北のはからいで、8月末の社団戦にイデナックさんは参加しました。彼を受け入れてくれたゼファーのみなさま、ありがとうございました。写真(会員の石田克彦さん提供)はそのときのものです。

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2014年8月17日 (日)

ポーランドのヴォイテック・イデナックさんが当会理事会を来訪

 16日に当会の月例の定例理事会を渋谷区の代々木上原社会教育館で行いましたが、ポーランドの第3の都市ブロツラフからEU・ジャパンフェスト日本委員会の助成で13日に来日した26歳の学生、ヴォイテック・イデナックさんが、彼が将棋をしったきっかけ、ブロツラフでの将棋の活動と将来の展望をプレゼンテーションするために来てくれました。イデナックさんは初めての来日にもかかわらず日本語が堪能で、有益な情報交換ができました。来年のポーランド選手権と、再来年のヨーロッパ選手権をブロツラフで開催することが彼の夢です。

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日露チェス将棋相互交流プログラム - ISPS宇都宮杯 日露将棋チェス バイアスロン大会を開催しました

 将棋を世界に広める会は、日露青年交流センターと共催で、「日露チェス将棋相互交流プログラム - ISPS宇都宮杯 日露将棋チェス バイアスロン大会」を8月3日から10日にかけて開催しました。モスクワ大学の10人の選手が来日し、東京・京都の複数の大学の選手と、一人が先後(白黒)1局ずつ将棋とチェスを2局ずつ指すバイアスロン日露団体戦の形で行いました。結果は、東京会場(4-5日)が 18-18、京都会場(7-8日)が19-17となり、トータルで2ポイント差で日本チームの勝ちとなりました。

 4-5日の東京会場の対局風景の写真です。

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2014年7月30日 (水)

日露チェス将棋相互交流プログラム - ISPS宇都宮杯 日露将棋チェス バイアスロン大会のお知らせ

<追記, 07/31>3日のレセプション会場が牡丹の間からローズルームに変更になりました。PDFファイルも変更後のものに差し替えました。<追記終わり>

 将棋を世界に広める会(ISPS)は、日露青年交流センターとの共催で、8月3日から10日にかけて、「ISPS宇都宮杯 - 日露将棋チェス バイアスロン大会」を開催します。来日する10名のモスクワ大学の学生と、東京と京都の数校の学生それぞれ10人ずつが日露対抗団体戦で、同じ学生が将棋とチェスの2競技(バイアスロン)を行う形で開催します。

 大会は4-5日に東京会場、7-8日に京都会場でバイアスロン大会を行います。4日の東京将棋会館と8日の京都国際交流会館が将棋の大会の日、5日の佃島区民会館と7日の京都国際会館がチェスの大会の日となります。ロシアから来日した学生は、9日に京都、10日に東京を観光し、11日に帰途につく予定です。

 大会に先駆けて3日の夜にレセプションを芝パークホテル 別館ローズルームで午後6時より行います。将棋を世界に広める会理事長の眞田が「宇都宮(故人、元当会理事)さんとシネルニコフ(ロシア将棋協会会長)さんの夢」というオープニングスピーチを行い、また、国内外でチェスの大会に参加した経験のある羽生名人から「これからのチェスと将棋の交流」というスピーチをいただきます。レセプションでは、日露の学生がペアとなり、高田六段と香川女流王将に多面指しを受けるという趣向を企画しております。

 第1回の今年は日本が会場となりますが、次年はロシアで開催し、それ以降1年毎に両国に会場を移して開催していくことを目指します。

 報道関係者向け資料 日露将棋将棋相互交流プログラム - ISPS宇都宮杯 日露将棋チェス バイアスロン大会のお知らせ(PDFファイル)

2014年7月20日 (日)

北京で長年将棋を広めてきた李民生先生の観光団が来日

 7月12日から18日まで、長年北京で広めてきた李民生先生をはじめとする、李先生の教え子とその親御さんら27人が団体旅行で日本を訪れました。大阪に入って京都・奈良をめぐるなどほとんどが日本の観光地を巡る日程でしたが、16日の午後を将棋に当てるという連絡を事前に受け、当会理事の袴田が中心となり同日の日本将棋連盟訪問をセットしました。

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鈴木女流二段に指導を受ける北京のこどもたち

Liu_2014_07_001日本将棋連盟にて集合写真

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「将棋が大好きです」というTシャツ。背中は成駒で表は「香車」

 2時から3時までが、対局見学と日本将棋連盟の館内案内、および、急遽決まった鈴木女流二段の四面指しの指導対局でした。また、3時からは夕方まで、北京のこどもたちは日本将棋連盟道場で、日本の子供たちと対局を通じ交流しました。団体の中に、日本の将棋の駒をデザインしたTシャツを来た親子がいて、腹側が普通の駒、背中側が成駒をプリントするという工夫がしてあって、すぐに場が和みました。日本のこどもたちを選ぶにあたっては、アルファス棋友会に多大なご助力をいただきました。ありがとうございました。

 別途3時より、日本将棋連盟の片上理事と、遠山プロデューサーと李先生が、中国棋院の棋牌ネットで今後将棋の紹介をしていくことについて情報交換をしました。袴田が通訳を務めました。日本ではスマートフォンで将棋の情報を得たり、対局したりする人が増えているので、中国もネットだけでなく、スマートフォンを活用したらいいのでは、など李先生にとっては貴重な示唆をいただきました。今後の進展が期待されます。

フランスのグランゼコール生の将棋体験会をヘルプしました

Gan_0035日の会はテーブル席での体験会でした

 7月5日、12日、19日の3回にわたって、フランスのグランゼコール生の将棋体験会が、学生のときから数年にわたって同じ企画を毎年立てている石田千郷さんによって今年も企画され、5日と12日の体験会に、理事の北と寺尾、会員の上村さんが、参加しました。基本的には日本側参加者は学生のボランティアによる集まりですが、当会からも将棋を外国人にに広伝えるための知識や語学力を活かす貴重な機会として毎年何人かが参加をしています。

Gran_002座布団に座って考慮中

 今年は、グランゼコール生だけではなく、日本の伝統文化に興味を持っているイタリア人の団体や、北理事の知り合いの方の家にホームステイしているベルギーの学生なども参加しました。12日の会は和室のある文京区の公民館を使い、将棋だけでなく畳の上に座布団を敷いて座るという、本国ではなかなかできない体験をしてもらいました。

Gran_0015日の会は遠山五段、北尾女流二段も参加

 寺尾は、4月にEUジャパンフェスト日本委員会の援助で来日した、チェコで将棋を広めているフィリップ・マレックさんとパブリナ・スムルゾワさんから寄贈された秘密兵器駒の動きの矢印入りの将棋駒を持参してその威力を確かめました。下の写真がその駒ですが、通常の漢字のプラスチック2字駒に比べて、明らかに初めての外国人にとって将棋の駒の見分けが早くできるようになり、実際のゲームに入っていけるのに要する時間も短くなっていました。この駒を将棋が初めての人の導入に使っていくのは有効であることを、5日に参加の北尾女流二段もその場で見て認めていました。

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