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2015年7月17日 (金)

グランゼコール生の将棋体験会に理事3名がアテンド

 今年が7回目を迎える、グランゼコール生(フランスのエリート学生)の7月4日の将棋体験会に当会理事の北、世良、寺尾がアテンドし、彼らの将棋体験のお手伝いをしました。彼らは、卒業要件に外国でのインターン滞在がありそれで日本滞在中です。場所は文京区の上真砂町会会館で和室の畳に座っての将棋体験となりました。

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 当日は、遠山五段が将棋の概要について説明し、それをフランス人学生がフランス語が通訳し、後、日本人学生や語学のできるボランティアが学生たちと対面し、青空将棋で駒を取って打つ将棋の特徴を把握してもらった後、本将棋を1局行いました。北尾女流二段、女流3級資格適格となったばかりのカロリーナ・ステチェンスカさんも来られて、学生たちは満足げでした。

 25日にも、もういちど、別のグランゼコール生への将棋体験会があります。アテンドされたい会員の方は isps.contact@gmail.com まで連絡ください。

2015年6月19日 (金)

東京国際フランス学園で将棋の展示を行いました

 5月30日に、東京の板橋区の東京国際フランス学園で、将棋とどうぶつしょうぎの展示を、チェス、シャンチー、チャンギとともにひとつのテントにチェス・シャンチー・チャンギの愛好家の人たちと一緒になって11時から4時まで行いました。東京国際フランス学園で将棋の展示をするのは初めてのことです。同学院には、親が二人ともフランス語圏の方や、片方がフランス語圏でもう一方が日本人というカップルの子息が多く通う学校で、幼稚園生から高校生までが通っている学校。当会理事のピノー、北、寺尾がアテンドしました。将棋を指しに来た子供は20人ほどでした。今後も、このような日本にある外国人が多く通う学校で将棋を紹介する機会が増やせればと思います。

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5月22日に、山田駐メキシコ大使がメキシコ国立自治大学の将棋のクラスを訪問

 当会の理事でもある山田彰駐メキシコ大使からメールで写真とコメントが届きました。

5月22日(金)、メキシコ国立自治大学(UNAM)外国語教育センター(CELE)で開かれている将棋のクラスを訪問しました。(UNAMは、メキシコ最大、最高峰の大学です。)

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 CELEの日本語の教師である後藤先生が今年の初めから日本語を学ぶ学生を中心に集めて、毎週1回金曜日の午後にCELE内の教室で将棋を教え、学生同士で将棋を指させているそうです。試験シーズンに入ったので、今学期はこの日が最後のクラスで、次は8月に再開する予定だとか。
試験が始まったから学生はほとんど集まらないかもしれないと後藤先生は言っていましたが、実際はいつもどおり10人ほどの学生がやってきて、将棋を指し始めました。4月に将棋のデモンストレーションをUNAM/CELEで行った時に寄付した将棋の盤駒も使われています。

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 全員、今年将棋を始めたばかりですので、強い学生でもまだ私と八枚落ち位の手合いでした。一番強い学生は女性のVictoriaさんでした。

 夏に再開した後も、時間を見つけて将棋クラスを訪ね、学生たちを激励したり、指導対局していくつもりです。

2015年2月22日 (日)

将来の欧州文化都市の担当者に将棋のプレゼンテーション

 2月19日6時半より、EUジャパンフェスト日本委員会がアレンジした「欧州文化首都8都市プレゼンテーション&交流会」が行われました。2014年から2017年までの欧州文化首都8都市(リガ2014(ラトビア)  ■モンス2015(ベルギー)  ■プルゼニ2015(チェコ) ■サン・セバスティアン2016(スペイン) ■ヴロツワフ2016(ポーランド) ■パフォス2017(キプロス) ■レーワルデン2018(オランダ) ■プロヴディフ2019(ブルガリア) )から担当者がこの日のために来日しました。当会理事の寺尾が出席し、各担当者に将来、欧州文化首都のプログラムになんらかの形で将棋が取り入れられるべく、将棋のプレゼンテーションを行いました。その際に使用した資料の抜粋を PDF File で公開します。

プレゼン資料(PDF File)

モンゴルの青少年との将棋交流

 国際交流基金の招きにより、90名のモンゴルの青少年が訪日しました。うち、6名が棋道を体験したいということで、2月11日に東京都にある両国囲碁将棋センターを訪れました。当会理事の小針と会員の高村さんがアテンドしました。また、通訳兼世話役として国際交流基金から2名の方も同行されました。

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 モンゴルの青少年の6名の年齢の内訳は、将棋を体験したのが14歳、15歳、19歳、21歳の4名で、囲碁を体験したのが10歳と29歳の2名です。将棋の4名の棋力は初心者のレベルから4級くらいまででした。

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 4名は両国囲碁将棋センター師範の鈴木女流二段の大盤解説を受け、日本のこどもたちとの対抗戦を楽しみました。高村さんのアレンジでオール慶応囲碁の会会長の山下さんと山下会の4名の小学生も参加し、将棋と囲碁の両方での交流というモンゴル側の要求に答えることができました。

2015年1月21日 (水)

第6回国際将棋フォーラム国際トーナメントクラスBの棋譜

  • 先手 スティーブン・ケイン 後手 エクトル・アギーレ・シナガワ(メキシコ)

後手四間飛車、先手は舟囲いから5七銀左を4六に繰り出して急戦。先手が駒得になったが、後手も角を金と刺し違え、と金を作って先手陣に迫り接戦に。よく追い込んだものの最終盤で後手が玉の逃げ方を誤り、先手が即詰みに討ち取った。

<< Bクラス決勝戦 >>

  • 先手(勝) アラン・ベーカー(米国) 後手 ウーター・ド・ハース(オランダ)

先手中飛車、後手舟囲いから2枚銀に組み上げ袖飛車。先手は木村美濃から、右銀を前線に繰り出す積極策で局面をリード。互いに角が端に覗いたが、先手の角の方が急所に利いていて厳しく勝勢になりそのまま押し切った。アラン・ベーカーさんがクラスBで優勝となった。

2015年1月18日 (日)

第6回国際将棋フォーラム国際トーナメント予選1回戦の棋譜

 日本将棋連盟のご厚意により、第6回国際将棋フォーラム国際トーナメントの棋譜のコピーをいただきました。既に昨年、準決勝と決勝の棋譜を公開していますが、このエントリでは予選1回戦の棋譜を公開します。外国人プレーヤーがどのくらい指すのかお確かめください。(当日の採譜のボランティア人員が十分ではなく全対局の棋譜は必ずしも残されていませんのでご了承ください)

予選1回戦

先手(勝) 粟野 利夫(日本) 後手 ピーター・ハイネ・ニールセン(デンマーク)

 -先手の四間飛車から相穴熊に。先手は角銀交換の駒損ながら、「固い・攻めてる・切れない」の形をつくり快勝。穴熊の経験値の差が出たか。

先手(勝) アラン・ベーカー(アメリカ) 後手 ウーター・ド・ハース(オランダ)

 -米国チャンピオン経験者とヨーロッパチャンピオン経験者の対戦。先手の中飛車に後手は天守閣囲いで対抗。1筋の突き合いがなかったのを利して先手がうまく角をさばき、後手も反撃してきわどくなったもののベーカーさんが一手勝ち。

先手 エルデニバートル・ゲンデン(モンゴル) 後手(勝) ジョージ・フェルナンデス

 -先手居飛車対後手四間飛車。先手は二枚銀を操出して引き角にし、うまく飛車先を突破も後手は馬をつくって先手玉のこびんを厳しく反撃。耐え切れずに後手が勝利。

先手(勝) 顧 冠鳴(コ・ガンミン 中国) 後手 スティーブン・ケイン(英国)

 -先手5筋位取り中飛車。中盤に先手が飛車を成りこむ展開となり、その後も手堅い差し回して先手快勝。

先手(勝) セルゲイ・コルチツキィ(ベラルーシ) 後手 アルテム・コロミエッツ(ウクライナ)

 -ヨーロッパチャンピオン経験者同士の対戦。角換わりから後手が向かい飛車に。先手が打った筋違い角がよく働き、2三にできたと金が中央の銀と交換になって先手が制勝。

先手 ロイ・イータック(マレーシア) 後手(勝) ジャン・ドツェカル(チェコ)

 -相振り飛車からドツェカルさんの飛車が十字に活躍し快勝。

先手 ミハル・モラフチーク 後手(勝) アンドレアス・カプスナー 

 -モラフチークさんが痛恨の見落としで急転直下の終結

先手 ポムモンコン・ポムピチットワタナキット(タイ) 後手(勝) ジョナタン・ルイス・ラサロ(スペイン) -先手三間飛車に後手が舟囲いから先手の美濃が出来上がる前に急戦の仕掛け。先手が一方的に飛車を成れたが意外に攻め手がなく、最後は秒に追われたか痛恨の王手飛車の見落とし。

先手(勝) カロリーナ・スティチンスカ(ポーランド) 後手 大熊豊(ブラジル)

 -後手の変則的な駒組みに幻惑されず先手は中飛車から高美濃に組み上げ、うまく桂得をはたし、自陣に打ったその桂馬が2段跳ねの活躍で制勝。

ブラジリアの江越さんと千駄ヶ谷で情報交換

 9日に千駄ヶ谷で、ブラジリアで将棋を普及している江越さんと、当会理事の松岡、小針、寺尾と会員の高村さんが会い、情報交換を行いました。江越さんは昨年の12月の将棋国際フォーラムを機会に来日し、1か月ほど日本に滞在していたものです。

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 100円ショップのダイソーで買い求めた駒を5セット寄贈しました。最近はダイソーの店舗に将棋の駒が置いてあったりなかったりで手に入れるのが簡単ではないですが、この時に間に合ってよかったです。

在メキシコ日本大使館でメキシコ人の将棋の会合

 当会の理事で、在メキシコ大使の山田彰より、メキシコの第1回(?)のSHOGI MEXICOの会合が3日に行われ、そのときの様子が写真とともに届きましたので、お伝えします。SHOGI MEXICO は Facebook 上の趣味のグループでしたが、この会合をきっかけに直接メキシコでも将棋ファンが顔を合わせる機会が増えそうです。最近では、外国で将棋に興味をもつ人が、国や言語毎に Facebook 上にグループをつくるケースが増加しています。

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1月3日、SHOGI MEXICOの第1回?会合を大使公邸で開催しました。
メキシコ自治大学数学科教授のカマッチョさん、

国際将棋フォーラムにメキシコ代表として参加したアギーレさん、クエルナバカ大学からやってきてくれたデロヤさん(Facebook上はマルティネス・ペペさん)の3人が来てくれました。
メキシコでどうやって将棋を普及していくかを議論し、そのあとは公邸料理人の野原さんも交じって将棋を指しました。
SHOGI MEXICOは、ネット上の集まりのようで、彼らがリアルに集まるのはほとんど初めてだったようです。
国際将棋フォーラムのメキシコ代表を決めるリーグ戦を81dojoで行った由。

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2014年12月22日 (月)

北京の李先生の外務大臣表彰と祝賀会、第18回日中国際交流子供将棋大会

 12月11日に北京の日本大使館で、長年北京で将棋を普及してきた李民生先生への外務大臣表彰式が行われ、翌12日には国際交流基金主催の祝賀会があり、青野日本将棋連盟専務理事、室谷女流初段、当会理事の袴田、森本、会員の新関さんがアテンドしました。李先生の挨拶の日本語訳が外務省より入りましたので、それをお伝えします。

今回の外務大臣表彰受賞は、私個人名で頂いているが、個人の受賞ではなく、本日ご出席頂いている皆様、日本将棋連盟、「将棋を世界に広める会」及び山田彰駐メキシコ大使等、多くの日中両国関係者の努力の結果の表彰であり、決して私個人の受賞ではない。北京豊田通商には、近藤総代表の前任である袴田総経理の時から長年にわたり資金面での協力を頂いておりこの場を借りて感謝申し上げたい。また先般のAPECでは、安倍総理夫人に国際交流基金北京日本文化センターにおいで頂き、日本将棋を指導するところを視察して頂いた。その際、総理夫人は「日中友好、将棋交流」と書かれ、私は心から感動したし嬉しかった。この場を借りて御礼申し上げたい。このように、多くの人の支えがあり今この場にいるのであり、今回大使には友人も合わせてご招待頂き、今まで私をサポートしてくれた日中の関係者に感謝の意を伝えられる場を作って頂いたことにも御礼申し上げたい。

 将棋は国籍や老若男女を問わず交流できる世界共通のゲームである。本日出席している陳梅氏の令嬢は中学生であるが、日本のリコーが主催する女子将棋大会の「理光杯」に初めて参加した中国人選手である。今は北京の名門校である人民大学付属中学に通い、誰もが憧れる進学校であることから、教育方法について問われるようで、進学校入学の秘訣について、日本将棋をしていることだと答えているそうだ。中国の子供で将棋をしている子供達に共通していることは、皆非常に賢いことだ。(本使より、山田彰メキシコ大使が外務省に入ったばかりの頃同じ部署で働いたことがあるが、当時から非常に賢く優秀であった。山田大使には、表彰式に参加出来ないか私から直接打診したが、残念ながら大使として赴任したばかりであり、参加がかなわなかった旨伝えたところ、)山田大使とは15年前に北京の少年宮でお会いしたが将棋の強い方であった。そして常に私を支えてくれた。感謝申し上げたい。将棋は思考力を育てることにも効果があり、子供の教育のためと聞けば、中国人はどんどん取り入れるだろう。

 龍潭湖廟会という中国の春節で開かれる新年のお祭りのような場で将棋大会が行われており、今後は、ここに日本のプロ棋士を呼びたいと思っている。先日日本に行った際、羽生棋士にお会いする機会があった。羽生棋士は御存知の通り非常に強い棋士であるが、決して人を見下すことがなく常に謙虚である。日本将棋の普及に力を入れていることもあり、今回の外務大臣表彰受賞について直接お祝いの言葉を頂いた。

 将棋大会について、将来的には北京で世界将棋大会を開きたいと思う。大会には、日本、米国、ドイツ、フランスから代表選手を呼び、中国からは北京、上海、重慶、寧夏で日本将棋を学んでいる人達を代表選手として出場させたいと考えている。また、大会を開催する際には、羽生棋士の様なプロ棋士にも来てもらいたいが、大会を行うためにも資金として6万元(日本円で約120万円)ほど必要と聞いている。日本の友人の中には、個人で1万元(日本円で約20万円弱)を寄付頂いたこともあり、感謝の気持ちでいっぱいになった。一週間で100万人の人が訪れるといわれる龍潭湖廟会の場で、将棋イベントのスポンサーに日本企業になってもらうことは、私自身は宣伝効果が非常に高いと思う。日系企業をとりまく環境も厳しいと思うが、今後もスポンサーの理解を得たい。

 その他、インターネットでの日本将棋普及も提案したい。訪日した際、81 dojoの人々と会ったが、彼等は道場での将棋指導の他、インターネットを使って他の道場との交流を行っていた。このようなインターネットを活用した将棋普及の方法も中国に取り入れたいと考えている。中国の子供達は日本のアニメを通じて将棋をのことを知っており、中にはネット上のゲームで将棋を楽しんでいる子もいる。中国各地にいるこのような子達をインターネットを使って繋ぐことができれば、日本将棋は中国においてより広範囲に広まっていくと思う。日本で行われた将棋大会で、母子家庭の子供がチャンピオンになったが、その子供には将棋の指導者がいたわけではなく本やパソコンを使って将棋を習得したと聞いた。日本将棋を伝えられる後継者の育成という点も我々が直面している問題であり、今後ネットで日本将棋の普及を進める案も検討していきたい。

 外務大臣表彰の受賞が決定した際、日中関係は厳しい状況であったが、山田彰大使(在メキシコ大使館、当会理事でもある)より受賞の意思について聞かれ、政治は政治、将棋は将棋であり、外務大臣表彰を受諾させて頂く旨回答した。資金不足や後継者問題がある中で、将棋の指導をやめようと思うこともあったが続けてよかった。最近私が子供達に必ず言うことは、一つ一つを積み重ねる努力をすることで、必ず花が開き、結果が実るということである。外務大臣表彰受賞は改めてそれを教えてくれたし、この表彰状はそれを表している。我々は民間交流であるが、「続ける」ということが重要であると思う。将棋を通じて多くの出会いがあり、多くの人に支えられた。これは将棋を通じて友情を深め、ひいては平和を普及させることができるということだとも思う。これからも日中の平和のため、また日中友好のためにも尽力していきたい。

 翌13日と14日には、第18回日中国際交流子供将棋大会が行われました。あわせて、「将棋の魅力」と題したトークショー、青野九段の経験者に対する指導対局、室谷女流初段の未経験者に対する「将棋を指してみよう」という講座が行われました。その模様を森本が写真に収めましたので、何枚かを紹介します。

Dsc00992_2日中の子供が対局交流

Dsc00998_2表彰式、李民生先生は一番左

Dsc01006_2トークショー「将棋の魅力」

Dsc01007_3青野九段の指導対局。14日は18面指し!!

 第18回日中国際交流子供交流将棋大会についてのマスコミのネット記事へのリンクです。

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