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2011年12月18日 (日)

ISF2011の主催者の中心人物のNicola Wielさんが来日

 今年の10月に行われたISF2011の会場の確保などに奔走されたパリ将棋連盟の会長 Nicola Wielさんが仕事の関係で来日しました。当会の理事数名と、フランス留学中に氏と面識をもった会員の篠原さん、北尾女流初段とでISF2011開催の慰労と感謝の意をこめた食事会を11月27日に御殿山で行いました。その折に氏に会より「ワンピースマスター将棋」を寄贈したのが下の写真です。パリ将棋連盟はマンガ・アニメファンが多く来場する毎年ジャパンエキスポで将棋のブースを出して将棋の紹介につとめていますので、来年のジャパンエキスポの場で来場者の目を引きやすいのでぜひ使ってくださいというメッセージを伝えました。

 会食中、Wielさんが将棋を手ほどきを受けたのは、眞田理事長からでフランス大使館でのことだったというエピソードが紹介されました。そのときに将棋を覚えた方が、ISF2011の主催者の中心として動いてくれていたことに一同感慨深いものがありました。

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2011年12月 4日 (日)

フランス留学中の将棋体験 - 会員の篠原学さんの寄稿

 フランスに昨年の10月から留学していた篠原さんに、滞在中の将棋体験について寄稿いただきました。

 はじめまして、「将棋を世界に広める会」会員の篠原学です。
 2010年10月から翌2011年10月にかけてフランスに留学し、パリに滞在しました。その一年間での現地の将棋ファンとの交流について、ここでは主に書かせていただきます。

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手前の机でこちら向きに対局しているのが篠原さん

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2011年11月20日 (日)

ISF2011の国際トーナメントの棋譜(2)

10月27日から30日までパリ郊外で行われた第5回国際将棋フォーラムの国際トーナメントの棋譜で、当会から訪問した理事が選手が記録していた棋譜をデジタルカメラで記録した画像などから再現した棋譜いくつか紹介します。すでに国際トーナメントで1位と2位になったフランスのJean ForinさんとLaszlo Abuczkiさんの棋譜はこちらです。

 今回は以下の5つの棋譜をお届けします。

* Caridi Nicola(イタリア)さん vs Yun Chen(中国)さん

*Yun Chen(中国)さん vs Jean Fortin(フランス)さん

*Karolina Styczyńska(ポーランド) vs Christoffersen Terje(ノルウェー)さん

* Yamaguchi Mako(日本)-Laszlo Abuczki(ハンガリー)さん

* Karolina Styczyńska  (ポーランド) vs Yamaguchi Mako(日本)さん

最初は、Nicola Caridi (イタリア)さん vs Yun Chen(中国)さんです。これはCardiさえんが優勢を築きながら秒読みに追われて大逆転という棋譜です。



 

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ISF2011の写真

 10月27日から30日までフランスのパリ近郊で行われた第5回国際将棋フォーラムを当会の理事3人が私費で訪問しました。そのうち袴田が撮った写真の一部を公開します。

 豪華な多面指しの指導対局風景。手前左が森内名人。真ん中左が羽生二冠。奥で立っているのが青野九段。

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10月28日の晩、市長主催のパーティで挨拶される青野九段

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 森内名人の指導を受ける、ポーランドのカロリーナさん

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 国際トーナメントの対局シーン。対局時計は秒読み機能がある日本製が使われています。当会からもISF2011開催を祝して対局時計を2セット大会主催者のフランス将棋協会に寄贈しました。

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2011年11月18日 (金)

NHK総合「土ようマルシェ」でニューウェーブ将棋が外国に広まっていることが放映されました

 11月12日にNHK総合の「土ようマルシェ」という番組で、ニューウェーブ将棋(NHKなので商品名の「どうぶつしょうぎ」をニューウェーブ将棋と呼んでいました)について20分ほど紹介がされました。そのうち、2分ほど海外関連についても写真や映像付きで触れられ、当会会員でもある北尾女流初段のインタビューが流れましたのでその部分を文字で再現します。

 なお、12日の放映は関東甲信越のみで、全国放送は23日(水曜)の深夜26時5分(24日木曜の午前2時5分)に再度ありますので、内容に興味のある方はぜひご覧ください。深夜なので録画できる方は録画して見るのがおすすめです。

 12日に放送された番組から、海外関連の部分を文字で再現します。

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GoSensations.comのヨーロッパ将棋チャンピオンJean Fortinさんのインタビュー

 GoSensations.com という世界中の囲碁の愛好家が読んでいるサイトに、3期連続して将棋のヨーロッパチャンピオンになり、ISF2011の各国代表戦でも優勝したフランスのJean Fortinさんのインタビュー(英文)が載りました。Fortin さんは将棋を覚える前にチェスや囲碁もやっていて、KGS サーバーで囲碁をよく打っていたことから、このサイトで将棋のインタビューが実現しました。非常に興味深い内容のインタビュですので、日本語に訳してお伝えします。

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ISF2011の各国代表戦、左が Fortinさん、右は Mirnikさん(ドイツ)

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2011年9月18日 (日)

2011年のヨーロッパ選手権決勝の棋譜を再現できるようにしました

 将棋世界10月号に、今年のヨーロッパ選手権戦の記事が載りましたが、その決勝の棋譜を理事の世良がデータの形してくれましたので、ネット上で再現できるようにしてみました。先手はドイツの Boris Mirnik さん、後手がフランスの Jean Fortin さんです。Fortin さんが勝ってヨーロッパ選手権を3連覇することになりました。世良によれば”「駒得には目もくれない緩みない寄せ」が 印象に残りました”とのことです。ご鑑賞ください。

2010年3月23日 (火)

北尾女流初段のパリ・カンヌ訪問レポート

 2月の末からパリとカンヌで将棋の普及旅行をされてきた北尾女流初段からレポートをいただきました。将棋を世界に広める会では、企画の段階から相談に乗り、また、カンヌの「ゲームの祭典」での日仏通訳を手配することで、北尾女流初段と、同地で合流した藤田麻衣子女流1級の普及活動の効果の最大化を図りました。以下が北尾女流初段からのレポートです。

<レポート開始>

世界に将棋を広める会 御中
2010年3月19日
北尾 まどか

2010年フランス・将棋普及レポート

2月27日~3月8日、フランスのパリとカンヌにて将棋の普及を行ってまいりました。
将棋を世界に広める会の寺尾様、ピノー様には、企画段階から多大なるご協力をいただきありがとうございました。フランス将棋連盟に送っていただいた「どうぶつしょうぎ」をカンヌのゲーム祭のブースにて紹介したところ大変好評で、イタリア将棋連盟の方がイタリア語訳を作成してくれたうえに、まとめ買いしてくださったり、後日スペイン語訳を送ってくださった方がいたり、感動の連続でした。
日本将棋連盟には普及用盤駒と仏語パンフレット100セットずつのご提供をいただきました。(1)28日のパリイベントにて参加者全員に配布。(2)カンヌのゲーム祭で将棋ブースに来場した地元小学校の先生方に配布。(3)残りは、フランス将棋連盟の方々に、普及に使ってくださるようお願いして寄贈してきました。

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2/28 in Paris「将棋とチェスの出会い」(仏題Rencontre shogi et echecs)

パリ国際大学都市の日本館にて、日本文化としての将棋を紹介するイベントを在仏日本大使館主催で開催していただきました。当日は天候が悪く、参加者の出足が悪いのを心配しておりましたが、10名ほどのスタッフを別にして40名ほどの来場者がありました。
斎藤在仏日本大使夫妻と日本館の館長夫妻などもお見えになり、ご観戦いただきました。将棋の紹介をしたあと、2001年のチェスヨーロッパ女子チャンピオン、アルミラ・スクリプチェンコさんと私で、将棋とチェスの同時対局を行いました。

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チェス(左)と将棋(右)の同時解説   

 アルミラさんは6ヶ国語を話す才女。博学で知的な文化人であり、将棋は旅行で日本に来たときに覚えたそうです。普段はチェスとポーカーのプロとして活躍しています。
将棋とチェスを二面並べて指しの対局ではお互い本業の方は15分、相手方30分という時間ハンデ戦。両者すっかり時間を使い切っての秒読み勝負になり、エキシビションながらも白熱した雰囲気がでたのではないかと思います。アルミラさんの棋風はチェスプレイヤーらしく、飛車角の動きがとても大きい将棋でした。解説は、チェスと将棋、両方の強豪として知られるフランス将棋連盟のエリックさん。2種目の解説にマイクを片手にチェスと将棋の大盤をいったりきたり大忙しです。

 対局後は来場者に実際に駒に触れてもらい、自由対局を。
参加者の方からは「チェスと将棋の対比によって本当の意味での文化交流が出来たと思う」とのご感想をいただき、実りあるイベントになったと思います。来場者には日本将棋連盟様からいただいた普及用盤駒と仏語パンフレットのセットを贈呈し、会の最後に抽選会を行い、持参した将棋関連グッズや色紙をプレゼントしました。

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翌3/1にアルミラさんやエリックさんと、大使公邸での晩餐会にお招きいただきました

3/4~7 in Cannes「カンヌ国際ゲーム祭」

カンヌ映画祭が開催されるパレ・デ・フェスティヴァルの広い会場の一角にフランス将棋連盟が毎年ブースを出展しているカンヌのゲーム祭。2007年に女流棋士3名が訪れたことのあるイベントです。様々なゲームが紹介されたくさんの来場者でにぎわうゲーム祭ですが将棋のブースは伝統ボードゲームのエリアにあり、周りはチェス、バックギャモン、碁、マージャンなどのブースがありました。
家族連れやカップルなど老若男女を問わず来場者は気軽に立ち寄ってゲームを楽しんでいきます。フランスでは子供の考える力を伸ばすのに効果があるとしてボードゲームが高く評価されており、ゲーム祭は近隣の小学校の課外活動コースになっています。

伝統ゲームエリアにある将棋ブース

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先生に引率された小学生たちが次々とやってきました。将棋ブースでは、10面ほど並べた将棋盤はいつでもほぼ満席状態。フランス将棋連盟からは8名のボランティアスタッフが参加し、すべての机にひとりずつ付いてレクチャーをします。
私も、カンヌから合流した藤田麻衣子女流1級と一緒に「将棋」や「どうぶつしょうぎ」を教えてきました。引率の小学校の先生には「ぜひ学校で取り組んでください」とお願いして、将棋盤駒とパンフレットのセットを贈呈いたしました。

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7名ほどの先生方に盤駒を贈呈しました。

 フランス将棋連盟の方は皆さんとても熱心で親切で、教え上手。ちょうど日本ブームで漢字の駒に興味がある来場者も多く、教わる側もどんどん質問してとても積極的にルールを覚えてくれました。そしてカップルで相談しながらチャレンジするのもヨーロッパらしい光景です。将棋を世界に広める会(ISPS)のご協力で通訳の方が来てくださり、感想戦なども十分に行えました。また、ウィーンでのゲーム祭の主催者の方に「ぜひ将棋のブースを出してほしい」とお誘いをうけました。(考えてくれるなら、オーストリアの日本大使館に相談する、とのことです)
近年、海外では日本の文化が注目されており、将棋に対する興味もいままでとは違った目線になってきている印象でした。4日間で述べ600人がブースに来場。たくさんの方と交流することができました。

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ちなみにフランスでは漢字やマンガ、そして原宿ガールなどの日本文化が大流行。漢字のかかれた洋服を着た方も多く、街を歩けばお店のディスプレイにこけしや仏像が飾られているのをあちこちで見かけました。会場でコスプレをした女の子が将棋盤を購入していったのにはビックリ。(おそらく日本のものだから、というのが主な購買理由です)
ひょっとしたら近いうちに海外で将棋ブームが来るかも?!しれません。
(なお、このふたつのイベントに関しては、週刊将棋の記事にレポートを書かせていただきました。3/24号で掲載される予定です。帰国後、共同通信にも取材を受けました)        

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<レポート終了(写真提供:エリック・シェイモルさん、北尾女流初段、藤田麻衣子女流1級>

2009年11月19日 (木)

フランスの最近の動きと当会の支援

 フランスの将棋界の最近の動きと当会の支援についてお知らせします。

 写真の一枚目は、10月3、4日にアルザス地方のコルマーで行われた、(フランス語)第15回コルマートーナメントの様子です。フランス人だけでなく、ノルウェー、ポーランド、スウェーデン、ドイツ、イタリアからの方が10人、現地にお住まいの日本人の方3人が合流し、計24人が参加した大会になりました。

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 続く2枚の写真は、11月14,15日に行われた、ナンシーのアニメイベントで将棋の展示を行っている様子です。フランスでは、7月にパリ郊外で行われて昨年は16万人以上が訪れたジャパンエキスポ、また、2月(2010年は3月)に行われており、昨年は15万人の来場者があったカンヌのゲームの祭典で将棋のデモンストレーションが行われるなど、今まで将棋を全く知らなかった人、聞いたことはあるが指し方をよく知らない人が多く集まるイベントで将棋を積極的に広める活動がこの数年継続的に行われてきましたが、ナンシーのアニメイベントでの将棋の紹介は今年初めての試みです。

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Shogi_2504枚目の写真は、まもなく発行されるフランス語による将棋の入門書です。フランスの将棋好きの有志数名が原稿を分担して執筆して発行のはこびとなったものです。当会では、2007年に安食女流初段、伊藤女流初段とともにパリの日本大使館およびカンヌのゲームの祭典でフランスの将棋普及のお手伝いをしましたが、その時の写真も本書には収められているとのことです。

 このように積極的に新しい人に将棋を広める活動を継続的に行っていることなどを評価して、当会では10月の理事会で、フランスの将棋協会に、くもん出版の Newスタディ将棋1セットと、幻冬舎エデュケーション版のどうぶつしょうぎを1セット寄贈することといたしました。これらは、来年のカンヌのゲームの祭典やジャパンエキスポなどの場で来場者に通常の盤駒とともに合わせて展示、説明され、同地での将棋普及に役立つことが期待されています。また、フランス将棋協会のオズモン会長から盤駒を新たに200セット調達したいという要請があり、それについては原価ベースでの対応で、分納で郵送するという形で支援をしています。この200セットのうちの最初の50セットは、ナンシーのアニメイベントの前に届けることができ、新たな盤駒の需要を満たすのに間に合いました。

2004年9月28日 (火)

第10回コルマートーナメント結果

 フランスのアルザス将棋クラブが主催した第10回コルマートーナメントが、コルマーで9月18日〜19日に行われた。参加者は19名。うち初参加者が3名、女性の参加者も3名。

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